航海

難関大学への対応の一助となれば幸いです。

本格的に夏休み

大変久しくブログの更新をさぼり続けていて本当に申し訳ございません。

 

こんな自分のブログでも見たいという方、あるいは何かと続き物は最後まで見ないと気が済まないという方が訪れてくれているおかげで一定数のアクセスが毎月来ていることに気が付き、なんとしても完成に近づきたいという心づもりでパソコンの前に座っている所存でございます。

 

私事ではございますがようやく本日から夏休みになりました。

部活動等の事情で八月は本日まで大忙しでございましたが、ようやく念願のサマータイム

 

 

 

 

 

サマータイム??????????

 

 

 

 

??????????????

 

 

 

 

 

という訳でね。受験生諸君は夏休みももう終わりが近づいているんですよね。

 

夏を有効に活用したものが受験に勝つと思います。

 

 

”有効” という点が最大のポイントです。

 

 

たくさん勉強するという意味ではないです。自分の集中力が持続した状態で勉強できた時間こそ本当の意味での勉強時間であり、その中で獲得した内容こそが最重要であると考えて下さい。

 

闇雲に集中していない状態での勉強や復習をしないで片道運行を繰り返すようなことをして、時間を空費しないようにしてほしいです。

 

 

皆さんの一分一秒は皆さんが思う以上に大きな価値があるんですよ。

 

 

 

ちなみに夏は基礎固めとか言いますよね。基礎は夏の内に固めろとか平気で言う教員なんかもいます。

 

 

”????”

 

 

って思っちゃいますよね。基礎が夏で固まるわけないでしょ。

 

 

 

基礎固めは常に行うものです。コンクリートみたいに固まるのに時間がかかるものだと思ってください。そして固まるのに必要な時間は、到底僕らが費やせるほどの量ではないということをおぼえておいてほしいです(一部の天才除く)。我々はドロドロしている状態の基礎なるものを半年から二年程度、個人差はあるものの、理想的な形に維持し続ける必要があるのです。

 

 

 

これは絶対忘れないで。

 

 

 

今日は以上です。

 

 

東大以外の大学に行くということ

お疲れ様です。





なかなか時間が取れないです。







今日は話題がそれますが、東大志望者が東大以外の大学に行くとどういった感じになるかというよりは模試の結果が悪かったり、絶対現役進学を考える誰もが気になる話題にタックルしたいと思います。


(これからが勝負であるというのに負けたあとのことなど気にしたくないという人もいると思いますがすいません書きます)


そろそろ学校始まるからってタックルできませんでしたじゃすまされないぞ。



学校について
某Y大学経済学部に通っています。謎の丘の上に位置していて通学だけで息が切れます!ワオッ!


"おしゃれ"という勝手な自己イメージ(あるいは世間的イメージ)を華麗に裏切ってくる、大変田舎臭い大学ですが、大多数に割りと楽しい大学生活を提供する素晴らしい大学だと思っています。






大学生活でのプラス面

以外に第二志望仲間が多い

割りと授業が楽

東大でなくとも東大志望者レベルの第二志望大学、滑り止め大学にいくことにはメリットが多いです。

そこそこの国立あるいは早慶レベルなら手を打っても大学生活が内容的に貧しくなることはないと思います。


多分。



早慶は学部や周囲の状況によりけりですが。

とにかく、どんなに受験で苦しい思いをしても後で必ず楽しい生活は待っています。

自分次第な部分もありますが、もし万が一、万が一にも今記事を読んでくださっているあなたが第一志望に届かなかったとしても、頑張り抜いたあなたには明るい大学生活が待ってます。

僕は前期東大、一橋、京大落ちの人全部合わせて20人くらいと友達になりました。

お互い思うところもありますが、全員前を向いて頑張っています。

就活での挽回は学歴社会日本では難しいかもしれませんが、社会に出てからの活動での逆転を皆狙っています。



あと授業が楽です。特に英語はかなりいいクラスに入れます。










大学生活でのマイナス面



東大ではないこと






東大の授業うけたかったああああああああああああ







就職について

就職最高難度の企業の足切りラインを越えていれば後はどんな企業であっても本人次第な部分もあると思います。しかし、東大と我がY大学を客観的に比較するとやはり面接、試験や大学での経歴に相当なものがないと見劣りするでしょう。まだ自分も就職関係の理解が浅いためこのテーマでまた記事を書きたいなと思います。









こんなところでしょうかね。本題の不合格体験記も書かないかんな。

今勉強を頑張っている受験生、残念な結果に終わった大学生に少しでも楽しい気持ちになっていただけたらいいものですね。


1週間に1記事を目指したいものですね。


ガッデム。

東大不合格体験記 7

8 高3 1月 センター試験一回目

 

超絶緊張して一睡もできないと思いきや、緊張はするも爆睡し、親に起こされて起床。片道2時間かけて試験会場へ向かいました。

 

緊張の度合いは現役と浪人では比べ物になりませんが、現役時も人並には緊張していたと思います。

 

ただ、どうせ浪人するだろうし二回あるうちの一回でしかない、という考えが頭の中にありましたから、電車に乗っているうちに何故か緊張はほぐれ始めました。

 

もしかしてこれはリラックスできて自己最高得点をたたき出せるんじゃね!!!

 

とか一人で考えながら向かいました。試験会場に行くのは基本的に一人でと決めていました。

 

複数人で行動するとやはり他人のペースに合わせなければならない場面が発生するのが試験前は少し気になっていまして、心細いという難点以外は特に悪いところはなかったかと思います。

 

精神的に落ち着く方をお勧めします。

 

下見もせず1人で会場に向かいましたが、特に迷うことなく開始一時間前に到着。教室は同じ高校の人ばかり。

 

本当に模試とあまり変わらない心境で残り時間は世界史の復習に使いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

1 世界史

 

 

センター世界史はさしてごつい教科でもないという印象はあったが、割と知識が抜けていて思わぬ失点をすることが多い。

 

直前に近現代ばかりやりすぎて古代がするする抜け落ちる定番のパターンで大問一のパルティアの誤文選びに戸惑う。

 

あるあるだよね。

 

だが文化史もほとんど出ず割と無難に終わる。

 

90点くれ。90点。

 

 

 

 

 

 

 

 

2 地理

 

 

うんち!!うんち!!(崩壊)

 

70点くれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

3 国語

 

 

一から解くスタイルなのでまず評論。

 

うん!!

いけてるんちゃいます!ようわからんけど!

 

読めてる感じはあったし根拠もつかめている。最初の一問はよくわからん。(23分)

 

 

次は小説。

 

石の話。割とわかりやすい。よし。(45分)

 

 

次は古文。

 

ガッッッッッデム!!!!!

まったく手ごたえなし!(65分)

 

つぎィ!!漢文!!わお!!!猫の話!!!

課題文の言いたいことはわかるが選択肢はちょっと微妙なの多いなあ。(80分)

 

時間がギリギリすぎて見直ししてへんがな・・・・。

しかし今年は易化していると俺の第六感が言っている。150点は欲しい。チョウダイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

4 リスニング

 

あんまり覚えていない。全体的に薄い。

 

 

 

 

 

 

 

5 英語筆記

 

スラスラ解けて時間も10分余る。

 

わりといい感じな出来だという手ごたえ。

 

一番力を入れてきた教科なので、そこそこ点が欲しい。

 

180点ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一日目が終了して全体的に昨年度より解きやすくなっていると個人的には感じました。

 

試験中に何度か

 

「わかんない!どうしよう!!ええっっっ!!教えて!!!アンパンマン!!!!」

 

と心の中で助けを求めるも、アンパンマンは教えてくれる系のキャラクターではなかったと帰りの電車で気づく。

 

何を勘違いしている。

 

もちろんこの日も爆睡。しっかり二日目に備えることが出来ました。

 

 

 

続きは次回で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

東大不合格体験記 6

7  高3 1月 センター直前

 

記憶が不鮮明な部分が多いのですが、1月はセンター試験があったのでよく覚えていますね。

 

 

直前のセンタープレは610点くらいで文三はおそらく足切りを食らうと思ってましたが、720点くらいあればワンチャンあると思っていましたし、下回ったら文一に特攻を仕掛ける予定でした。

 

どちらにせよ東大しかないという心持でいましたね。

 

12月からセンター直前になると、周囲の友達は結構私文に切り替えたり、ワンランク下げて現役で確実に受かろうという人が多くなりました。

 

もう!みんな裏切るのか!挑戦しろよ!と思いますが、一人一人環境は違いますし、浪人に対して並々ならない嫌悪感を示す方もいますから、大学は無暗に挑戦せず無難なところに現役で、という道もそれはそれでまた人生ですよね。

 

センター直前の一週間はさすがにチンパンの私も緊張して精神的に結構まいってきましたね。ボーとしながらボディーソープで髪洗ったりしてました。

 

勉強時間は12時間でほとんどを過去問に費やしました。

 

今後の展開を左右しそうなのは数学と生物基礎・地学基礎でしたから数学は入念に教科書を読んだり、理科基礎は面白いほど取れる本を読んだりしました。

 

センター数学は時間との勝負みたいな話をよく聞きます。

 

僕個人の見解としては、センター数学ではまず

 

①方針が見えているか

 

次に

 

②計算力があるか

 

が試されていて、真の意味で時間と戦っている人は②でつまずいている、80~90%を常に維持している人たちであり、①でつまずいている人たちはおそらく高得点を取れないと思っています。

 

たくさんの方針(定石)を頭に留めておくことこそ高校数学の最大の目的であり、そこさえ分かっていて、センター独特の誘導に慣れていれば、

 

80%は必ずいける!断言しておく!

 

ここで知識が不足していると、問題を解きようがないか解けても時間がかかりすぎてしまいます。

 

逆に知識さえあればどんな問題も数値が変わっているだけで答えは出ているようなもの(これはセンター数学に限った話)。当たり前の計算をするだけ。

 

80%くらいから伸びていくには算数の力が必要で、後半のミスを最小限に減らしながら、最速で解き、見直しをするという一連の流れに時間がかかるんですよね。

 

ここで初めて時間との勝負が始まります。

 

先ずは基本知識習得と定石暗記ですね。

 

だから多くの人にとってセンター数学は知識を試す暗記科目ですね(極論)。

 

直前期に教科書を再確認する戦略はかなり有力ですから皆さん必ずやってほしい。

 

最初から最後まで役に立つ本は教科書だけです。また習熟度によって教科書は違ったものに見えます。

 

理科基礎はただ漠然と参考書を読み学校配布のセンター予想問題を解くぐらいで、何も特別なことはしませんでした。

 

理科に対するモチベーションは低く、得点をかなり稼げる教科だということを理解できていませんでした。

 

全体で8割取るには数学、理科基礎は最低でも7割は取らんと、英語、国語、地歴で巻き返す能力は自分にはない。模試成績も数1Aは80%~60%で乱高下、2Bは60%程度、理科基礎は60%と自分の120%が求められる展開となりました。

 

 

 

書き出すと長い。続きは次回で。

東大不合格体験記 5

 

8 高3 12月

11月は背伸びしすぎて何の考えもなしに過去問を解いてみたり、レベルの高い問題に取り組んだりしていましたが、いまいち血肉となっている感覚がなかったですね。

12月は世の東大受験者の真似をしてセンター試験の勉強一本に絞りました。

マーク模試の結果は最高580点、最低490点。

はよ穴埋めろやアホって言ってやりたい。

 

12月の勉強法はとりあえず

数学は教科書をもう一度読んだり、センターの過去問を解いたり、

国語はひたすら過去問、

英語は文法と単語の確認、

世界史は教科書と一問一答、

地理はようわからん(いい加減にしろ)、

理科基礎は生物、地学で両方ともセンター〇〇の点数が面白いほど取れる本をやりました。

 

   

 

(一冊で面白いほど取れるようになるかと言われれば疑問。教科書と併用することでいい結果につながると思う。)

 

河合の東大模試が返ってきたわけですが、

 

国語40

数学15

世界史15

地理10

英語40

合計120

 

というセンター前に2月の死亡宣告を受けました。

地理10点はもう草も生えない。

ただセンター、二次の二方向からの精神的圧力が同じ程度の力で自分の中でぶつかり合い、外に出ていったので、精神衛生上の問題はなかったですね。

 

グッバイ、プレッシャー(現役)。

 

こんにちは、やる気(浪人)。

 

まあ、現役生としての受験も来年の糧になるから頑張ろうくらいの気持ちで、半ば諦めながら勉強に励んでいました。

 

東大不合格体験記 4

7 高3 11月

この辺りから滑り止め論争が始まります。ちなみに

 

 

自分 東大一本受験

 

親  地方国立

 

担任 私立多数、国立後期併願ならば前期東大

 

 

と各人物異なる主張を展開し大乱闘に持ち込まれました。

センター500点のゆるキャラの分際で、もし併願するなら早稲田がいいと思ってまして、結局私立は早稲田だけ受験するということになりました。

慶応は難しすぎると判断しましたね。

秋口あたりに法学部の問題に取り組む機会があったのですが、試験自体に東大とは違う、なんというかめちゃくちゃ難しいという印象を受けました。

自分は慶応の法学部が私大文系の最難関だと思っています。

なんかやばいですよねアレ。ホンマにごつい。

最初は小論と英語と世界史とか、割とお得やないかと思ってましたが、小論文を誤解していました。

あれも独学で取り組むとアマゾンに迷い込みます。

絶対添削指導や予備校の対策講座を受けましょう(ちなみに浪人時対策を立てましたので後で書きたい)。

早稲田は、あと約3ヶ月あれば解けんこともないのでは、と思わせる何かがあったので、「今年は全部挑戦校だ!」と思い切って出願先は

 

 

前期 東大文三

 

後期 地元国立のs大

 

私立 早稲田 政経 文化構想

 

 

に決めました。

11月には河合塾の第二回東大模試を受けました。

 

結果はもちろんウ〇コ。

 

ただ夏と違って解答用紙の使い方や時間配分についての事前準備があったので少しはましな結果かなという手ごたえ。

 

国語は古文に爆弾を抱えていたので思い切って15分で解く、

 

数学は一完半を目指すが、できないと判断したら4問出来る限りのことを書く(これは模試ではあまり実りのないものに感じられるが、本番では的外れでなければ少しでも多く書いた方が点が入る。)、

 

世界史は第三問で半分以上書いた後第一・二問を書けるところまで、

 

地理は知らん、

 

英語はリスニングでつまらないミスをしないように心掛けつつ、要約と和訳とラストの長文でできるだけ稼ぐ、

 

ということを意識しまして、

 

国語40

数学20

世界史20

地理10

英語50

 

で140は欲しいなと思ってましたね。甘すぎだろと思いますが、これが当時の僕の実力を鑑みた最大限の目標でした。

11月も勉強熱が冷めることなく、平日は授業外で一日8時間、休日は13時間、と時間量だけは誰にも負けたいませんでしたね。

このあたりから何故か燃え尽き始める人々が出てきますが、それはさすがに早すぎるので、せめて2月の中盤くらいまではなんとかモチベーションを保ってほしいです。

 

ザックリした感じですがこんな感じでした。二年間の細かい反省点を教科別にまとめたい気もしてきました。書くことは尽きない話題ですね。今回はこのへんで。