航海

難関大学への対応の一助となれば幸いです。

東大不合格体験記 2 

5 高3 9月

高3から始めた12時間勉強が体に慣れてきたころです。

9月ごろ返ってきた東大模試は7月の代ゼミの順位が800位後半。(ちなみに約950人中である。)8月の駿台は受けず、河合も900位くらいでした。(ちなみに1000人中である。)

他の東大志望者との力の差が大きすぎるあまり、悔しさはまったく感じられなかったですね。さすが東大やな、頑張らないと、と思ったことは鮮明に覚えています。夏の最初に受けたからしょうがないという気持ちがありましたが、うーーーーん、、、、才能ないな!!って実感しました。

大受験ビギナーあるあるだと思うんですが、何を書くのかわからない問題と、どう書いていいかわからない問題が9割5分で、残りの5分は分かったつもりで書くけど全く的外れな解答を書いて終わり。教科別で見ると、地歴は解答用紙の使い方も分からず、国語は一行に40字をゴマのような字で詰める、数学はもうわからん、知らん、解けん、英語はリスニングだけいいね!みたいな感じでした。

8月中盤に受けたマーク模試は500点。

東大の試験に対する予備知識とともに、まったく基礎知識が足りていないことが結果にもはっきり表れていましたので、学習方針がかなり見えやすくなってきた時期でした。

ですが、相変わらず復習に対する意識の低さから知識の定着力が非常に低く、なかなか知識が積み上がらなかったです。

9月も毎日10時間は勉強していましたが、かなり効率が悪かった。今なら3時間くらいで消化できる分量をだらだらとこなしていました。

9月はようやく地理の学習を始めましたが、無限の広がりを感じましたね・・・。これ間に合わんのちゃうか?と思うとともに、問題を解いていくためにどの程度まで深く掘り下げて学習していくべきか、知識はどの程度必要か、等疑問だらけ。地理は授業は必ず取るべき科目で、下手な手の出し方をすると無限に時間を奪われる科目です。

世界史と合わせて毎日約4時間くらい吸い込まれました。英数もユルフワ系なのに。

やっぱり高3夏までの間に英数をどれだけ固められるかが非常に大切だとよく言われているんですが、ほんとにそうです。

夏以降から地歴をやりだすとなかなか三教科に時間が取れなくなってきますし、コストパフォーマンス的にも地歴は後回しで、先に英数を最大限に上げるという戦略で間違いない。

特に現役生は英数をとにかく早く固める、固まらないうちは地歴は最低限にした方がいいです。

しかも自分は記憶力が壊滅的に悪いですから、教科書の同じ個所を何度も何度も繰り返し見てもなかなか記憶に残らない。

まったく固まっていない英数と並行して膨大な知識の蓄積を求められる地歴に向き合わねばならず、僕の鳥脳は完全に燃えカスになりました。

学習計画は本当に大事ですね。振り返ると本当にそう思います。

この時期になると授業のほとんどが受験対策になりましたので、自習の時間が結構増え始めますね。どの学校もそうだと思いますからうまく時間を活用できればここで現役生はかなり点数をのばすことができるはずです。

ここでのロスタイムが冬から直前期の自分を精神的に苦しめることになります。

 

 

書き出すと長いですね・・・!!! 今日はこれくらいにしておきます。

続きはまた明日にします。